Chat GPTでSEOについて聞いてみた。
2023.02.05
最近巷で話題になっているChat GPT。
色んな方の発信を見ていてこれはすごそう…!と感じていたので自分でも実際に使ってみました。
テーマはSEOの基礎について。どちらかといえばブランディングや戦略設計、デザインを強みとしているmono.ですが、とはいえやっぱり自分のサイトの集客は気になるもの。
お客様からもSEOについてご質問いただく機会も多いので、ChatGPTの力を借りて基礎的な知識を深めてみようと思います。
会話の内容
Qが私からの質問、AがChatGPTの回答です。
Q:
SEO対策で最低限チェックするべき項目を教えてください。
A:
SEO対策で最低限チェックすべき項目は以下の通りです:
- キーワードの選定: ターゲットとなる検索語句を選定する。
- コンテンツの最適化: タイトルタグ、メタデスクリプション、ヘッダータグ、コンテンツ内のキーワードの配置などを最適化する。
- URLの最適化: シンプルで検索エンジンに読みやすいURLを設定する。
- インターナルリンクの設定: サイト内を繋ぐリンクを設定する。
- アクセス解析の設定: Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを設定する。
- 外部リンクの設定: 信頼性の高いサイトとリンクを設定する。
- サイトマップの作成: サイトの構造を検索エンジンに伝えるためのXMLサイトマップを作成する。
これらの最低限のポイントをチェックすることで、サイトのSEO対策を開始することができます。
Q:
3.URLの最適化は、単純に短い語句になっていれば良いのでしょうか?何か他に気を付けるべき点はありますか?
A:
URLの最適化は、単純に短い語句だけでなく、以下の点も重要です:
- キーワードを含む: 関連するキーワードをURLに含めることで、検索エンジンに認識しやすくなります。
- 人間が読みやすい: URLが短くても、人間がURLを見て内容を理解できるようにすることが大切です。
- スラッシュを含める: URLをカテゴリーとサブカテゴリーに分けるためにスラッシュを含めることができます。
- スペースや特殊文字を使わない: URLにスペースや特殊文字を含めないようにします。
- URLを固定する: 可能な限りURLを変更しないようにすることで、リンクの張り直しを回避することができます。
これらのポイントを意識することで、URLの最適化が可能になります。
Q:
ありがとうございます。そうなると、例えば001.htmlのように連番でURLを設定するのはSEO対策としてはあまり良くないでしょうか?
A:
はい、連番や数字だけで構成されたURLはSEO対策としては望ましくありません。検索エンジンにはURLからコンテンツの内容を推測することができませんし、人間がURLから内容を推測することも困難です。
代わりに、キーワードを含んでいて人間が読みやすいURLを設定することが望ましいです。例えば、「example.com/best-seo-tips」のようなURLの方が有効なSEO対策になります。
Q:
ありがとうございます。ちなみに、 5.アクセス解析の設定は、アクセス解析を導入するだけでSEO効果があるのでしょうか? アクセス解析があることで様々な分析が可能になるので、間接的にSEO効果を上げやすくなるということでしょうか?
A:
アクセス解析の設定自体はSEO効果を直接生じません。しかし、アクセス解析を導入することで、以下のようなメリットがあります:
- サイトのトラフィックの確認: アクセス解析を導入することで、サイトのトラフィックを追跡することができます。これにより、トラフィックソースの分析やコンバージョンレートの変化を確認することができます。
- キーワードの分析: アクセス解析を導入することで、検索エンジンからのアクセスをトラッキングすることができます。これにより、どのキーワードがトラフィックを生み出しているのかを確認することができます。
- コンテンツの分析: アクセス解析を導入することで、コンテンツのパフォーマンスを分析することができます。これにより、コンテンツの有効性やユーザーの興味関心を確認することができます。
これらのメリットを活用することで、SEO対策の有効性の向上や改善すべきポイントの把握など、間接的にSEO効果を上げることができます。
Q:
ありがとうございます。アクセス解析が直接SEOに役立つわけではないが、アクセス解析を通じて得られる情報によって今後の改修に役立てることが可能ということですね。 話を戻して、1.キーワードの選定ですが、こちらのターゲットとなる検索語句はどのような選定手法がありますでしょうか?
A:
キーワードの選定には様々な手法がありますが、以下のような選定手法が一般的です:
- ユーザーアクションの分析: アクセス解析を通じて、実際にサイトにアクセスしているユーザーの検索語句を分析することができます。これらの検索語句を使ってターゲットキーワードを選定することができます。
- キーワードリサーチツールの利用: キーワードリサーチツールを使って、関連する検索語句を探すことができます。これらの検索語句を使ってターゲットキーワードを選定することができます。
- 競合他社のサイトの分析: 競合他社のサイトを分析することで、彼らが使っているキーワードを確認することができます。これらのキーワードを使ってターゲットキーワードを選定することができます。
- 問題解決に関連するキーワードの選定: あなたのサイトが解決する問題に関連するキーワードを選定することができます。これらのキーワードを使ってターゲットキーワードを選定することができます。
これらの手法を組み合わせて使って、適切なターゲットキーワードを選定することが大切です。
Q:
ありがとうございます。ところで、 6.外部リンクの設定は、信頼性の高い外部サイトから自分のサイトへリンクを貼ってもらえるようにするということでしょうか?こちらから外部へリンクを設定することにも意味はありますか?
A:
はい、信頼性の高い外部サイトからのリンクは自分のサイトの信頼性を高めることに繋がります。これをリンクバックと呼びます。また、自分のサイトから外部サイトへのリンクも、検索エンジンに対して自分のサイトが詳細かつ正確な情報を提供することを示すことになります。また、ユーザーにとっても役に立つリソースを提供することができます。しかし、外部サイトとのリンクは常に適切で、信頼性が高いものを選択することが重要です。
Q:
ありがとうございます。自分から外部へ設置するリンクにも意味はあるが、しっかりと記事の内容に連動したものを設置することが大切ということですね。
A:
はい、そのとおりです。自分のサイトから外部サイトへのリンクは、ユーザーにとって役に立つリソースを提供することも重要ですが、リンクが記事のトピックと適切に連動していることが重要です。また、リンク先のサイトが信頼性が高いことも大切です。検索エンジンには、自分のサイトが信頼性が高い、詳細かつ正確な情報を提供することを示すことになります。
雑な質問は牽制してくれる。
ちなみに、以下のような少し危ない質問をしてみたらしっかり牽制してくれました。笑
はじめに出来ないと結論を伝えた上でできない理由と、それを踏まえて少しでも実現に近づけるための方法を提示してくれるのは回答として素晴らしいですね…。
Q:
自分のサイトをgoogleの検索結果で一位に表示させる方法はありますか?
A:
Google の検索結果で一位に表示させることは保証することはできません。Google は検索アルゴリズムを持っており、様々な要因を考慮して検索結果を生成します。ただし、検索エンジン最適化(SEO)を実践することで、サイトのランキングを向上させる可能性はあります。上記に記載したように、サイトの構造、コンテンツ、タグ、リンク、および更新の有無などを調整することが重要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
普通に会話できているし、端的に欲しい情報を返してくれるのでコンサルタントかアドバイザーがそばにいるような気分になりますね。
今回は半分実験企画のような記事ですが、噂に違わぬクオリティだったので今後実務でも必須のツールになってきそうです。
情報収集、これまではgoogle検索主体だったことが、今後は気になることがあればまずChatGPTに聞き、その後信憑性の高い情報を見つけてファクトチェックを行う、みたいなフローになっていきそうです。
その他にも議論の相手になってもらって思考を深めたり、ブログや提案資料などのタタキを用意してもらったり、アイデア次第で活用の幅はかなりありそうですね。
内容によっては上手く答えられなかったり、信憑性の怪しい回答が返ってくることもあるので、「おや?」と思ったら突っ込んで質問したり、他のソースを当たって裏付けを取ったりする必要はありそうです。
ある程度の知見は持っている分野(信憑性の低い回答を見抜けそうな分野)で知識や思考を深めるために活用するか、
もしくは逆にまるっきり知らない分野について、後で裏付けを取ることを前提としてざっくりとした基礎知識を得るために活用したりするのに良さそうです。
知らない分野の情報収集の場合、気になったことを質問するとその部分について的確に返してくれるので、スムーズに理解を進めることができました。
例えば新規のご相談をいただいたときに先方の業界知識を深めるために使用したり、これまで取り組んだことのない業務分野に対応する際に大枠の基礎知識を得たりするのにも活用できそうに感じました。
ブランディングの教科書
人によって定義のぶれやすいブランディングについて、言語化から実践するための方法までが一冊にまとまっています。